東野圭吾「容疑者Xの献身」

やっと読みました。読み始めたら2時間半で読了。
予想以上によかった。登場人物も設定もすごくシンプルで(無駄なものを全てそぎ落としているんでしょう)、なのにトリックがきっちりで最後にドーン!!みたいな。
最近読んだ本って、登場人物が多すぎたり(途中で何度も登場人物一覧を見直さなくちゃ、これ誰?状態)、設定がこみいってたり(専門用語乱舞)とかが多くて、それはそれでいいんだけどさぁ。。。
久々に、上質なカードマジックを見たような感覚でした。
最後の先生の、そこまでする動機がちょっと弱いと思いますが、それはご愛嬌で。