紀元前一万年


本当の本当になんの予備知識もなく観ました。多分そうじゃないと絶対チョイスしない映画。
だからどうなるんだろう?!とかなり終始ハラハラ。
そして、理屈抜きに楽しかった!!
ローランド・エメリッヒ、って誰だったっけ?と思ってたら「インデペンデンス・デイ」の監督でした。
ははーん確かに。端から端までワイドいっぱいに使った映像はかなりダイナミックで迫力があります。
マンモスもすごい。とにかくすごい。
映画って、あんまりネタ知らないで行く方がいいね、ってことをものすごく思い知らされました。


↓以下ネタバレ↓



物語としては、村が襲われ、愛する女性を取り戻すべく勇者が立ち上がる、というよくありがちなストーリーなんだけど、巫女のおばさまの予言やら(これがまた強烈に当たるし。最後は命までも・・・)、マンモスやら恐鳥が出てきて(恐鳥の迫力ったらなかった。マジ声出そうなくらい怖かったよぉ)の大スペクタクル。もうなんでもあり。超スピード。
ここまでやるか、っていうくらい、エンタテインメントに徹した映画です。
もちろん、つじつま合わねーよとかそんなわけねーよ、っていう突っ込みどころは超もりもり満載。最後のエバレットことカミーラ・ベルのマスカラ黒涙はマジありえないし(←えっと紀元前一万年前ですから)、死んだのに生き返っちゃって、刺さった矢はどこいっちゃったのお?とか。だけどそれを上回る単純な楽しさってあります。
核にあるのはラブストーリーなので、すんなり楽しめますよー。
実はマンモスのCGとかトラとかピラミッドとか、すごく時間とお金かかってるらしい。。。から一見の価値あり。