幻影師アイゼンハイム

これはもう、やはり。四の五の言わず、レビューを見ず、全く無情報で観ていただきたい、そんな映画。
言っておきますけど、ファンタジーですからねっ!
最近、日本の人達って、ドラマにしても映画にしても、つじつまが合わないだの、これはどこへいっただの、重箱の隅をつつくような見方しかできないのか!!って思います。特に某巨大掲示板を見ると。
あのさ、そんな自己顕示欲に捕らわれまくりでつまんない人生よりも、多少のことはさらっと受け流して、それよりも大切なストーリーとか、人物たちの感情の流れとか、重視しない?って言いたくなる。バカか。マジで。
・・・と、レビューとはかけはなれてしまいましたけれど。
とにかく、警部のポール・ジアマッティの演技力には脱帽です。憎たらしいいやらしい警部から、人として心が揺れ、一人の人間としての感情の振れ幅を見事に演じています。ほぼ彼の魅力だけでこの映画の観る価値があると言ってもいいくらい。
エドワード・ノートンはいやらしいくらいカッコいい役で、あまり絶望したり泣き叫んだりとかはしないから、うーん、と思っていたら、あら!!!そうだったの!!!それは伏線でもあるのね・・・(おとと。ネタバレ)ジェシカ・ビールはあんまりカワイコちゃんではなく、演技も・・・違う人の方がよかったかもね。


ネタバレしないように書くのは難しいのですが、とにかく最後まで観た方がいいです。
"幻影師"の映画なんですからね。