加藤ミリヤ「SAYONARAベイベー」

なんだか、加藤ミリヤちゃん、やっとスマッシュ的にいい感じの曲ですね。
やっぱり、昔の人の名曲のおいしい部分だけをちょこっと使って自分のものにするより、自分の唄を唄おうよ、ミリヤちゃん!

イントロの「なななんなー」から非常に懐かしいメロディで、それが今っぽいハウス的なリズムに乗ってるので、曲調としては新しい感じがします。
でも、サビの「嘘よ傍にいて」「君をずっと離さない」なんかの男女のかけあいの台詞のところは、メロディーがかぶさりつつアンサーになっていて、昭和の男女ペアの歌謡曲みたいですよね(ヒロシ&キーボーとか、ロス・インディオス&シルビアみたいな感じ?!わからない子はお母さんに聞こう!)。
そして、昨日も書きましたが、亀田氏の指摘どおり、男女のすれ違いがこれでもかとネタになっていて、しかもそれぞれに勝手な言い分!!全く相手の気持ちとかを考えていない!!これが愛なのか?!2008年の愛なのか!!!
ま、そんなこんながありつつ、でもこの曲の肝は、「変わりたいのに私は何も変わってない」の部分かなー。
新しいんだけど、結局は歌謡曲の王道を行き、08年の男女の恋愛を描きながら、女の子の自己チューという。ふわー。そんな曲です。